怪我しにくい身体は幼少期の回復能力がヒントになる??

メールNo.27 配信日2014/07/11

ヤンキースの田中投手が
先日痛めた右肘の故障で長期離脱の可能性があるようです。

20勝は行くんじゃないかと期待していましたが残念ですね。
今年ですべてが終わるというわけでは無いですから
じっくり治してまたメジャーの強打者を圧倒して欲しいです!

この件に関しては先ほど
『田中投手はすごく良いフォームなのになぜ肘を故障したのか?』
といった内容の質問をメールでいただいたので、ちょっと書こうかなと。

昔から野球をしている人は『投手は消耗品』といい、
最近では『良いフォームなら故障はしない』も流行っていて
だいたいこの2つで分かれますね。

んーこれは結構難しい。

確かに良いフォームは故障しにくいです。
が、やはり人間なので肉体的な限界というものは存在します。

もちろん無意識にリミッターがかかるのでしょうけど
連投連投と続くとなかなか回復が間に合わないという場合が多いです。

筋トレが趣味だという人は知ってるかと思うのですが
人間には「超回復」という機能があります。

超回復に限らず
こういう機能が正常に働いている身体であれば
「ケガに強い身体」になるんですがね。

超回復といえば、
子どもなんかは代謝が非常に優れているので
一日中走り回って疲労してもぐっすり寝れば翌日にはケロッとしている…
なんてことがありますよねw

まさにあれです。

成長してもそれを少しでも維持する努力をしていれば
優れた身体を持った選手に育ちます。

たとえば、これなんかどうでしょう。

(※動画リンク切れ)

イチロー選手がいうように
身体が本来持っている機能を取り戻せば回復しやすい体質になる。

野球部は一日練習が当たり前のようにありますが
そもそも練習時間というのも結構重要かもしれませんね。

もちろん野球の練習には様々な目的などがありますから
一時間で切り上げというわけにはいきません。

ただ、
「本質的に脳のプログラムを書き換える」ような
トレーニングの場合は何時間もできる選手はまれです。

脳疲労が1時間と考えれば
それ以上は質の良いトレーニングはなかなかできないといえるでしょう。

だからこそ、
自主トレなどのいわゆる一人修業が良いとされているのはそこにあります。

他人を気にせず自分の世界に入って練習することは
チームスポーツであっても個の力を高めるのには必要不可欠ですからね。

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