篠塚打撃コーチは教えないテクがすごい!指導の特長と子供の本質力について
メールNo.39 配信日2014/09/08
前回配信のメルマガに続いて
今回から篠塚打撃コーチが完全監修するDVD「打撃バイブル」の
レビューを行っていきます。
レビューをする前に、
篠塚氏を全くご存じないという人も
もしかしたらいらっしゃるかもしれませんので・・・
簡単に監修者はどれだけすげー人なのかを少々w
最も特筆すべきは打率。
シーズン打率3割以上を5年連続の計7回記録もしているんですよ。
で、これはヤバいだろっていうのが
通算打率が驚異の.304!!!
現在は野球評論家ですが、
巨人の打撃コーチ・守備走塁コーチ・総合コーチを行っていましたね。
さらに、2009年のWBCで
侍JAPANは世界一になりましたがその時打撃コーチをしていたのが篠塚氏です。
そんなプロ中のプロが監修している
このDVDを視聴して
『あー、なるほどな』と真っ先に私が思ったのが・・・
“こうじゃなきゃダメ”っていう
バッティング指導は一切行っていないってこと。
バッティングは運動ですから
頭でいくら理解しようが体で覚えるレベルまでいかないと
本当に上達したとは言えないわけです。
で、やっぱり運動っていうのは
学校の勉強と違って1から10を聞くもんじゃないと。
基礎、やり方、方向性は教えるけど
それらをしっかり練習して身体に覚え込ませていかないと
結局は良いフォームは作れない。
プロの打撃コーチが
『野球少年達へのバッティング技術指導というのは
DVDで解説しているものがすべて正解(完成形という意味)ってわけではありません』
と頻りにおっしゃられるあたり、
個人的にはものすごく感動しました。
篠塚氏は、あえて曖昧にする部分と
しっかり教えきる部分とを分けて解説しているんですよ。
必要以上を無理やりバッターへ強要すると個性、
つまり少年達が本来持っている独創性まで潰しかねないということ。
私がいう本質力(センス)ですね。
お父さんコーチは教えすぎて失敗してしまうことがあるように、
やっぱりグランドで指導すると
ついつい教えすぎてしまいがちになってしまうじゃないですか?
でも、本人の身体のメンテナンスも
選手自身で出来ないほど身体が持つ感覚や意識が鈍感になってしまう…
言われたことしかアウトプットできない、
それほどキッチリカッチリ教えてしまうと
なかなか試合で生きたプレーは
咄嗟に出来ませんのでここが難しいところですよね。
だからこそ篠塚氏のDVDをみて私は感動したわけです。
『プロの打撃コーチは“教えないテク”が凄い!』とね。
あーやっぱりプロの打撃コーチは教えないことも指導の内なのかと。
どこまで教えれば子供が持つ本来のセンスを潰さずに
「技術」と「センス」のバランスを保ちながらパフォーマンスを向上させるかが
感覚的にわかっていらっしゃるのではないかと思いますね。
篠塚和典の打撃バイブルで解説しているテクニックは
どれも勉強になるので、しっかり何度も繰り返して視聴するのがお勧め。
どれを重視したほうが良いかは
バッターの目指すスタイルによって異なるので優先順位は決めにくい…
ですが、その中でも私が特に感じた
“ここだけは押さえておいたほうが良い”であろうポイントが3つあります。
次回はそれについて語らせていただきます!!
またメールします。
篠塚和典の「打撃バイブル」
どちらも独自購入特典である
「究極のセンスアップサイトの専用ログインパスワード」は付きます。
ただ、今回特別に
販売元の株式会社プロスポーツ出版社様が
axislab専用に5,000円も価格を落としてくださったので
この機会をお見逃しなく!!