ブレイクの秘訣はティーバッティング?! すぐに実践したいヤクルト山田選手の練習方法
メールNo.52 配信日2014/12/01
youtubeで面白い動画を見つけたのでご紹介。
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今年ブレイクしたヤクルトの山田選手の動画です。
ティーバッティングをやり込んでいたんですね。
バットコントロールが未熟な小学生でも
防球ネットを使ってトスする人の安全を確保すれば出来そうですから
この3種類はこの冬やり込んでみてはどうでしょうか?
私が中学生の頃、
Xの練習は当時顧問の先生が教えてくれて行っていた記憶があるんですが
山田選手の動きをみると動作・効果・意味が全然違くて笑えてきますねw
手首を固定支点にして8の字をするとリストが強くなり、
上からボールを強く叩けるようになるって教えられたんですが・・・
山田選手の動きをみてください。
支点を固定せず、搖動させ、両肩甲骨(胸椎周り)をスムーズにスライド・・・
まるで踊っているかのような美しさ。ぐにゃぐにゃです。
みなさんこれですよ。私がずーっと言い続けてるのがこれ。
Xのティーバッティングで肩甲骨から肩甲骨へ入れ替える柔らかさ
体幹を使うっていうのはこういう動きが一番シンプルでわかりやすい。
3つめの
真横から詰まるポイントへ速いボールをトスする練習でハッキリわかりますよね。
山田選手は、両肩甲骨のラインのスライドがくっっっっそ早い!!
この動き出しの早さは、
手首を固定支点にいくらスピードを速くしても絶対に再現できません。
私が中学時代に行っていた
8の字でぐるんぐるんするやり方では無理ってことですw(当時もこの練習は意味ねーだろって思ってましたが…)
2つめのアウトコースを押し込む方法も
徹底的に胸椎周りを柔らかく動かせるようにバットを振り込み
肩甲骨の内側にこびりついた凝りを解かしていく。
ちなみに
“外のボールを擦ってしまいスライスする”っていうのは
篠塚コーチの「打撃バイブル」も言っていますが
外のボールを引っ張りと同じ感覚で押し込めるようになるっていうのがゴールみたいですよ。
やはり首位打者クラスの選手になるとベースの部分は同じ感じなんですね。
⇒篠塚和典の「打撃バイブル」axislabが内容や感想をまとめたレビューページはこちら
どのティーも全力でバットを振るってよりは
気持ち良く振り込み筋肉や骨に刺激を与えていくって感じ。
あくまで動く上半身を創るって意識で練習したほうがいいと思います。
ボールを上手くミートできないレベルの選手は
基本型のティーバッティングを中心に行わないとダメですけどね。
ティーくらい普通に打てるって選手は
徹底的に胸椎周りの凝りを解かしていく意識で練習するのがお勧めです。
動画最後の両者のやり取り。
『ティーをしないと試合に挑めない』
『こんなやってる選手は間違いなくいない、そうじゃないとあれだけの数字は残せないよ』
良い言葉ですね。
練習のモチベーションアップになるのではないでしょうか?
山田選手のように長打も単打も打てて
粘り強いバッティングができるように練習あるのみです!