学童野球でもぜひ取り入れて欲しい冬トレを紹介
メールNo.139 配信日2016/11/16
前回の続き
下半身強化といっても
高校生や大学生は筋トレをやるのがチームのノルマになっているでしょうから
いまさらあれこれ言ってもしょーがないので、
ここでは小学生でもぜひやってもらいたい強化方法をご紹介。
イメージとしては運動が苦手って選手。
競技経験のないパパママが我が子へ指導する場合、
小難しい技術よりもまず教えておくべきことって感じです。
センストレのメリットは
技術練習と分けて考えることができることも大きいので
そういう人にはお勧めです。
この冬お勧めは股関節・体幹トレ
基本的に冬トレのコラムで紹介しているものはお勧め。
冬に最適なトレーニングページはこちら
それから指導者用センストレで公開している動画で
股関節に体重を乗せるトレーニングも効果が高いです。
【指導者用センストレの動画一覧】
トレーニングの前後や合間に
下記のゆる体操でハムストリングス上部をさするのもグッド。
意識を高め『ここを使うんだよ』と自分に言い聞かせるのも効果抜群ですよ。
実際に手で触れる感覚的意識と自分の声や気持ちいいというイメージを使い
カラダへ訴えかけると驚くほど野球の動作でハムストが使えるようになるのでお勧めです。
【片手ハムスリのやり方】
さらにこれらの動きをバランスボールを使ってアレンジができたら最高ですね。
バランスボールは様々な大きさがありますが
上記センストレのアレンジで使うなら比較的小さめでもいけるかなと思います。
【SHIELDS(シールズ) ジムボール】
【ALINCO(アルインコ) エクササイズクッション】
たとえば、コラムで紹介しているような
片足での骨盤前傾でひねりを加えるトレーニングなんかは、
片足をバランスボールへ乗せて行うと
見た目以上にボディコントロールを要求されるので
運動が苦手な選手にはぜひ行ってもらいたいところ。
もちろん回数やノルマはありませんので
はじめのうちは肩肘張らずに
親子で楽しみながら継続できる程度で行ってみてください。
バランスボールを使った体幹トレはどの競技でも使えるので
プランクあたりはトレーニングメニューにいれてもいいでしょう。
「バランスボール プランク」あたりの検索ワードでネットで調べてみてください。
いろいろなまとめサイトがあるのでそれらを参考に。
トレーニングは限られた時間で行うためすべて行う必要はありません。
自分が気に入ったものをバランスよく組むことがポイントです。
土台をつくれば技術練習もセンストレも生きてくる
今回紹介したトレーニングは
ウェイトトレーニングのようなハードな筋トレというイメージではなく
「股関節裏を野球で使える状態にもっていくこと」を意識して行うといいですよ。
ここさえ安定していれば、
たとえ運動が得意じゃない子でもそれなりのプレーができますからね。※単純なスピードやパワーが上がるのではなくプレーが様になるという感じ
カラダがいまより少しでも野球に適した動きができるようになれば
チームの練習だって意味のあるものになるし、とうぜん技術も効率よくアップする。
さらに【究極のセンスアップサイト】のセンストレを組み合わせて
バッティングやピッチングのカギとなる上半身もしっかり整備すれば
少なくても「チームのライバルにまったくもっておよびじゃない状況」ということは無くなるでしょう。
教えている側からしても、土台作りは地味で根気が必要ですが
今回紹介したトレーニングを参考に
ゲーム性を高めた工夫をしたりして子供たちを飽きさせないことも、余裕があったらやってみてください。