結局のところ何の野球理論が正しいの??必ず知っておきたい”理論の考え方”
メールNo.168 配信日2018/10/29
今回のメルマガは「センストレと野球理論の関係性について」です。
『センストレやセンス理論は一般的な技術指導ではありません』というのは活動初期から一貫して言い続けているため、アクシスラボの古参ユーザーさんは十分に理解しているかと思います。センストレのみでは野球が上手くなるわけではない、と。
では『一体どうすれば上手くなるのか?』と悩んでいる新規ユーザーさんに向けて、私が考えている上手くなる3つのコツを順にお話していきます。
結局のところ何の野球理論が正しいのか?
結論から申し上げますと・・・・
スポーツ科学的に証明されている理論は、基本的に正しいと考えてOKです。
理論を実証して、実際にグランドレベルで選手の反応が良かったなど。もちろん「例外」はどのチームにも必ず少数いますが、これも正しいと考えて大丈夫でしょう。
■たとえ理論が正しくても?■
1つ注意が必要なのは、上記のように科学的に証明うんたらかんたらと書くと、極端に視野が狭くなる選手がいます。
『○○理論は正しい。だから他は一切認めない。』
こういう閉鎖的な考えの選手は・・・
- 信念をもって我を貫くタイプ
- 頭でっかちで結局正しい理論すらも受動的にこなしているだけのタイプ
がいると思うんですよ。
前者は自分で考え・感じ・実行してフィードバックを繰り返す。故に自分がやっていることを肯定していく。練習でブレることがまず無い。
後者は正しい理論を知っているだけで、安心してしまう。それを利用して自分のプレースタイルに落とし込もうとはしない。
■何をやっても無駄になることはない■
たとえ科学的に証明されてない理論であっても、たとえ他競技の理論であっても、それが自分のやっていることを”肯定する要素になる”のであれば、決して無駄になることはないわけです。
『○○塾の参考書はダメ。■■スクールの参考書が神。』巷で話題の優れた参考書を買った。それで満足。これではまるで意味がない。
なぜ使えないのかを実力で証明できる奴は・・・やっぱ何やっても成功する。
世の中には優れた野球理論はたくさんありますよ。
基本的なことから試合の実戦形式での応用テクニックまで。数時間ググってれば、スイング理論も面白いものがどんどんヒットしますし。
まず、合いそうなのをやってみる。自分のやっていることを肯定する要素として、取捨選択をしていけばいいだけ。
”盲目的に○○は使えないってやつに限って、正しい理論すら自分のものにできていない”
これだけは絶対に避けたいですね!
今回はここまで
次回はセンストレの存在意義は何か?をお届けします。お楽しみに!