センスアップするなら必読!! 野球センスの根幹である2つのキーワードとは?
メールNo.57 配信日2015/01/13
当公式メルマガを読んでくれている人は
「少年野球メール上達講座」をみてくれた思うのですが、
あれも結構面白いコンテンツなので
補足も兼ねてちょっと解説していこうかと思います。
最近、
ユーザーの方から動画が送られてこないというメールをいただいたので
それも込みで再確認ですね
野球上達を考えたときに
我々凡人が決定的に欠けているものはなんだと思いますか?
私は色々な選手をこれまで指導してきた経験上
「技術力」と「センス」が質・量ともに劣っているなと、
サイトやメルマガで言い続けています。
もうちょっと付け加えると
技術もセンスも同じですが客観視という点。
“自分はできていないと素直に認める”ところから上達はスタートする。
こんなもんだろというアバウトさでは、上手いやつらには追いつけませんからね。
で、皆さんもお気づきの通り・・・
技術練習をそれなりに本気でこなしていくと
必ずネックになるのがセンスなんですよね。
極論をいってしまえば技術練習なんていうのは
やり方と量は自分のモチベーション次第でどうにでもなる。
チーム練習で同じメニューを同じようにこなしていれば
上手いやつとやってることは変わりませんから。
じゃセンスってなに?っていう疑問に私は
「重心感知能力」と「身体深層部位」の2つを挙げました。
これがやばい。
“俺より練習しないのに上手いやつら”っているじゃないですか?w
奴ら・・・予想以上にやりおる
ホントに冗談抜きなほど差があるわけです。
異常なほど優れた重心感知能力と
身体深層部位を無意識に操作できる割合が高い・・・
じつは
この2つをもろに影響するパーツが
人間の身体構造には存在します。
そう、脊柱!
まず、何にも増して重要なのは背骨です。
結論から言うと、
センスのあるやつは脊椎と脊椎の間が我々凡人よりフリー。
みなさん利き手の指って自由に動かせますよね?
では逆手の指は?ちょっと精度やパワー、スピードが求められると劣るじゃないですか?
じゃ、利き足の指は?利き足では無いほうの指は?????
それと同じ。
じゃ背骨は?っていわれたとき、我々凡人は全くもって動きはしない。
これだけ身体の中でウエイトを占めているパーツは存在しないのに
そこが奴らとは決定的に劣っているって・・・無理ゲーですやん
ハッキリいわないとダメだからあえて言っておきますw
うん、無理!!
技術練習どうこうのレベルじゃない。
だって奴らもそれなりに練習しますから。
『おれがそのレベルになるまでお前サッカー部な?』っていうのは現実的じゃないですからね。
じゃ、練習しても意味ねーじゃん・・・ってわけでもないんですよ。
逆に言えばセンスの根幹である重心感知と深層部位の優劣を決定している・・・
脊柱!!!!!
こいつを利き手の指と同じ感覚で動かせるようになれば
とんでもなくパフォーマンスは飛躍する。
考えてもみてください。
あなたの利き手の指は
お箸を扱い
ペンを扱い
複数のビー玉を鷲掴みにしたり
球を握り回転を加えながら投げたり・・・
これらは
道具の重心感知と
手や前腕の深層部位を巧みに操作できなければ実現しません。
まぁ、もちろん上記の動きですら運動の優劣が個人間でもありますがね。
でも、かなりすごいことをやってるのは事実。
それを背骨でも同じように要求すればいいんです。
想像がつかない世界でしょうが
赤ちゃんの時と今とを比べると
上記のような自由自在な指の動きは出来なかったはずです。
それを幼稚園、小学校、中学校…成長するにつれ、です。
つまり、3-5年も必死になって
背骨を柔らかくなるようにトレーニングしていれば
やっていなかったルートに比べて、それなりに上達ルートは変わってくるってことです
「背骨を柔らかくすること」はわかったから
じゃ、それどうやるのよ?
それが、
上達講座第5回で紹介した
「ゆる体操」
たぶんこの方法がいま世の中にあるトレーニング法で最善かと個人的には思う。
私が実際にやってきた感じでは
1年もあれば脊柱全体がものすごく自在に揺すれるようになり
動きのキレが客観的に異なるレベルまで持って行けるなと