来春こそはホームランを!小柄な選手や小学生が今冬行うべきこと
メールNo.101 配信日2015/12/01
究極のセンスアップサイトのメイン9タイトルの2つめ
「身体が小さくてもホームランが打てるようになる指導法」に
掲載している動画の内容が今回のテーマです。
振り子で重みを理解するのが近道
大きい当たりを打つには
まず「スイングのニュアンス」をちょっと変えていく必要があります。
いわゆる「ボールを遠くへ運ぶ」スイングを自分のフォームに落とし込む。
とはいえやることはシンプル。
究極のセンスアップサイトの動画では
冒頭で「腕の振り子」を解説してますよね?
じつは、あれがすごく重要。
肩関節からではなく肩甲骨の内側から振れるようになると
パワーとスピード、反発と親和が体感できます。
それらの違いが何となくでもわかってくると
たとえばロングティーなどでも
『よし、ライナー系の打球を打ってみよう』
『外野の頭を超える放物線を打ってみよう』
みたいな感じで、インパクトの質感を変えることができます。
ヘッドスピードというより
ぐわーんって感じでバットにボールを乗せて運ぶようなイメージです。
これらはやはり手足の脱力で発生する重みが左右します。
ギュッと力を入れてコンパクトにパチンっと叩くビンタと
ベロンベロンに力を抜いて軸回転主導でバッチーンっと叩くビンタみたいなw
後者は手足主導ではないため、後から軸回転につられて手足が付いてくる(タメができる)。
もたれかかるような、体重が乗ってるビンタ・・・・
これを長打を打つ時には使いたいわけです。
歩きを改善すると飛距離がアップする!
ゆる体操でいえば
ぞうさんパオーン体操あたりですね。
個人的にはゆるウォークでウォーミングアップするのもお勧め。
高岡英夫のゆるウォーク―自然の力を呼び戻す (GAKKEN SPORTS BOOKS)
楽しくなるゆるウォーク―DVD付き (GAKKEN SPORTS BOOKS)
最近は、歩きをトレーニングとして取り入れている
野球選手もいるかと思いますが、
ただ歩くのではなく
脱力を徹底して「重みをもった四肢の振り子を鍛えること」を目的にする。
チーム練習とかがそうですが
練習前のアップって結局なにを目的に
それらをやってるのかがわからない選手が大半だと思うのでw
中途半端なストレッチやらを行うのであれば、
「ゆる体操」と「ゆるウォーク」でカラダをゆるめ
センストレで野球の動作を改善するようなアップのほうが上達するには合理的です。
そもそも、ゆる体操とゆるウォークなんて
やろうと思えば次の瞬間
その場で数回入れることだってできるわけですから。
練習中に意識して
合間合間に自然と入れるようにすると効率よくレベルアップしますよ!
体重移動のコツは自主トレで掴む?!
動画内で解説している
2つめの「体重移動」の部分は、小柄な選手や小学生は必須です。
技術的には目線がブレる?リスクがあるので
あまり体重移動を行うと注意されるチームもあるでしょうけど。
ただ誤解して欲しくないのは
体重移動をたくさんするフォームに変えるということではなく、
あくまで「あなたが本来持っている“重み”をボールにぶつける」ことを身体で理解すること
これが目的です。
したがってコツを掴むために自主練限定で行うなど工夫すれば問題ないでしょう。
はじめのころはたくさん移動して、徐々に移動幅を狭めていく。
全身の脱力+軸足踵の踏み込み、これが上手くできていれば
そうバカみたいに移動しなくても同様の重みが使えるようになります。
体重移動の部分で最適なゆる体操は・・・・
全身系の「足ネバネバ歩き」
軸周りで四肢をゆるめるような感じで意識を高めつつ
「踵クルクル」で体重移動のポイントになる踵を刺激する。このセットは非常にお勧め。
飛距離アップなら理想は水の重みと威力
体重分の水銀のような重みが入った袋が
ズシーンッと自分のほうへ向かって来たら・・・・
かなりの衝撃になるのはイメージできますよね?
長打を打つための体重移動はそんな感じですよ。
ただ移動すればいいってわけじゃなく、
全身が水になってズワーッとボールへ向かっていく。
前述したように慣れてくれば
さほど移動幅をとらなくても同じような重みができるので
パワーアップというか飛距離を出したい人は、ぜひおこなってみてください。
理想のイメージは水!水の重みと威力です!!!
ある程度ゆるができるようになったら
打席では、ズワーって感じの擬態語をつぶやきながら
ボールへ向かって体重移動していくと面白いかもしれませんねw
今回はここまで
オフシーズンはロングティーなんかも
練習メニューに入っているチームも多いかと思いますので
実際に試して自分のフォームに落とし込めるようにガンバってください!