小学生のキャッチャー指導に役立つ動作‐part2
前回のpart1の続き。立ち上がるときに重心のイメージを変えることを教えてあげる。当たり前かもしれないですが、踏ん張らずに立ち上がるという動作は思ってる以上に難しいので丁寧に練習すると良いかもしれませんね。正座からスッと立つという動きを日常的に行わない子だと、このイメージが伝わりにくいかもしれませんね。
自転車で段差を乗り上げるシーンなどはどうでしょうか?サドルにお尻をつけたままだと、乗り上げた衝撃と振動で痛いのはわかるのでフワッと上方へ意識が行くはずです。体重は変わりはしないのですが、ボテッと座ってるとなんとなく痛い気がしますw
高さの調整が可能な椅子に座っててもこれは無意識にやりますよね。勢いよく下がるタイプの椅子だと、思いっきり下げるとお尻が痛いのでなんとなくフワッと上方へ意識を持ちつつソフトに下げていく。
もちろんボテッというのがすべて悪いというわけではありません。ピッチングの体重移動なんかは両者を上手に使い分けると面白いですし。
ただキャッチャーが素早く立ち上がって反転してスローイングしなければいけないという動作ならフワッとのイメージのほうがスムーズにいくはずです。これは子どものほうが上手なので普段外で遊んでる選手なら簡単にいくはずですよ。