上半身のセンストレーニングでバッティングを良くするには?
上半身、特に捕手側の肩甲骨周辺の動きをスムーズにするセンストレで「スープ作り」というトレーニングがありますよね。これのやり方や効果についての質問は昔から多かったのですが、あまり深く解説はしませんでした。あいまいにしておかないと形を延々と追ってしまうからですw
もちろん正しいやり方というのはあるでしょうけど、それ以上にベースの動きを自分で工夫して意味合いを少しずつ変化させ自分の中で消化できる…そういう癖をつけてほしいからです。これはセンストレを教える側もいっしょ。
これはどの練習でも同じかなと思います。やっぱ上手い選手は無意識に変化させるし、そうして自分の物にしたコツは絶対に離さない。逆に上手くない選手はその意味合いを少しずつ変えながら消化するというのが苦手。だから『あの時のあのスイングなんだよな~』でループするw
ここですよね。選手が能動的に行った動きっていうのが理想。形を追ったらダメ。
たとえば、肩甲骨の可動域が凄くてパッと見は大きく回せている。でも実際は両肩甲骨のスライドになっていない、とかね。可動域が少ないけどしっかりスライドして回転してたりする場合もある。ベースを抑えることは大切。でも工夫しないで受動的にやらされている段階では緊張する場面でスイングには中々出てきませんからね。
だから石川的には親子の自主トレほど恵まれた環境は無いんじゃないかなと思うんです。いま風にいえば「絆」ですよねwどんどんアレンジして子どもの感性を引き出してあげてください。上手く表に出て無いだけで、じつは彼らのセンスはマジぱねぇッスからw