ティーバッティングの練習方法を工夫してレベルアップ!!
普段の打撃練習に欠かせない定番といえばティーバッティング。世の中には様々な方法があると思いますが皆さんはどんな工夫をしていますか?もっとも多いのはボールをトスする方向を変えることでしょうかね。少年野球では斜めからトスするタイプが多いですが、この方法はボールが飛んでくる方向と打つ方向が実際の試合のそれとは一致しないので、あまり意味がないともいわれています。
確かにボールの軌道を確認しながらセンター返しするのが目的なら正面からのトスのほうが効果が高いでしょう。ただ、野球を始めたばかりでインパクトの感覚を覚えるためにティーバッティングを行うという場合は斜めでも良いかもしれません。
トスが苦手ならスタンドティーを使うのも効果があります。はじめは真ん中にボールが来るようにセットして、慣れてきたらインコースとアウトコース、高さを調節して繰り返しバッティングを行うというのも少年野球の定番でしょう。
石川がお勧めする3つのアレンジ方法
このように、ティーバッティングは色々工夫して目的を変えることのできる代表的な練習ですが私がお勧めするのは3つあります。
- 椅子に座って行う
- 連続して打つ
- 発泡スチロール球を使う
慣れるまでちょっと難しく感じるかと思いますがぜひチャレンジしてみてください。
椅子に座って行うティーバッティングのやり方
上半身の動きを覚えるために行うのが目的。
しっかりレベルスイングを行わないと7m前後離れると上手く当たりませんので、それを目標にするだけでも毎日の素振りのモチベーションアップにも繋がります。
連続ティーは振り回さないのがポイント
2つめは定番の連続ティー。どんどんトスしてバッターが連続してスイングする苦行ですwこれを自分なりにアレンジするとこんな感じ↓
バットを短く持つことで上半身全体でボールに喰らいついていくイメージです。腰の回転を使うとバットをトップまで戻すシーンで時間が掛り素早く次のスイングできないのでこのやり方が適しているかなと思います。体のキレを取り戻したい時などに行うと良いかもしれません。
屋内でもできる!!正面からのティーバッティング
3つ目は発泡スチロールを使って正面から投げてもらい打つ練習です。これは屋内でも出来るのでぜひ行ってみてください。バッターは実際にバットで打つのも良いのですが手打ちでも構いません。
目的は投手とのタイミングを合わせるコツを掴むためです。練習と思ってやるよりも遊びで行うと構えからスイングの始動のイメージが掴みやすくなるかなと私的には思います。
このほかにもティーバッティングは色々アレンジできそうですね。みなさんも目的と効果を考えながら工夫して練習してみると新しい発見が見つかるかもしれませんよ。