体重移動の優劣は球速やコントロールに非常に影響してきます。投手経験のあるコーチがいればヒップファーストという動きを教えているかもしれませんね。脚を先行させてしまうと開きにつながるのでお尻からキャッチャー方向へ移動する動きです。従って脚を反対方向へ投げ出す形になりますので腰回りの柔らかさが求められます。
この動きが難しいので力んだ体重移動になってしまう投手が多いです。脚の外側の筋肉で体重を支えているとか腰の横が固い、股関節周りの柔軟性が無いなど。これらはマイナスでしかありません。
日常生活で脚を反対方向へ投げ出すような動きはほとんどしませんから意識して柔らかくすることが大切です。
股関節から投げだす時に軸は真っ直ぐがベスト
脚の外側は様々なストレッチ法があるので調べてみると良いかもしれませんね。サッカーのシザースなんかは連続してこの動きを行うわけですから動作を体操として取り入れるのも面白いです。
脚を出した時につられて骨盤が後傾してしまう場合は柔らかさが足りていません。軸を意識して仙骨を垂直に立てスッと脚を出してください。
股関節からスッと脚を出せるようになると力みのないヒップファーストが出来るのでぜひ行ってみてください。
