グラブの鋭い巻き取りは腕の振り子を使ってコツを掴め!!

グラブ側の腕が遊んでしまっている投手をよくみかけますがフォーム的にも非常にもったいないですよね。コンパクトに巻き取ることで体幹の動きが活きますからしっかりと教えておきたいところです。グローブの重さによっては肘の柔らかさが出るのに時間がかかるかもしれませんから体格に合った道具を選ぶのも大切かと。

ピッチングスピードアッププログラム

もちろん軽いグローブを使ったから良い動きが出来るとは限りませんが。

グラブの巻き取りをしっかり自分のものにすれば身体の開きによるシュート回転も防げますし、制球力も上がってくるといわれています。

グラブと腕の重さを選手に理解させることが大切

私がよく使うのはグラブをはめた腕を振り子させて、腕とグラブを合わせた重みというのを理解させることです。そうしないと無理やり腕を振ろうとしたり、遊んでしまったりするからです。重いから肘を柔らかく使わないとダメなんだと気付かせる。そういう指導をしていくと上手くコンパクトなフォームとリンクしてくるんですよ。

それとボディスピンの問題。巻き取りで体幹から動いてくると半身を引く動きが出てくるので鋭い回転が出来るようになります。この動きは利き腕側にも影響してきますし、リリースポイントがキャッチャー寄りになるのも大きいですよね。